パネル改造 ⑤仕上げ編
パネル改造の最終パートです。 今回触れる部分が、ゲーセンの筐体でよく聞くパネルメンテの良し悪しに直結する部分となります。
特に完成形の個人差が出る箇所だと思うので、これが正解!と言えるようなものはないと思います。
なので、これから触れるこの辺りは今後実際踏んでからその反応と頻繁に向き合う覚悟が必要です!
パネル内側の四隅にゴムシートを切って貼ります。
パネル板を下から支える部分です。
改造前は白いスポンジが取り付けられていたため、その代わりをなす部分になります。
筐体にも似たような機工がありますね。
自分の場合、パネル内側はパネルを固定する金具を取り付けませんので、その影響で大体パネル外側は3mmシート+2mmシートで計5mmの高さに、パネル内側は3mmシート+3mmシートの計6mmの高さになりました。
ただ、↑パネルは前部の底面がやや盛り上がっているため、高さは多少変わると思います。
センサーの上にゴムシートを貼ります。このゴムシートの高さで反応の感度を調節します。
この部分ですが、未だに自分にとってもベストな高さが導き出せていません…。
過反応になったり無反応になったり反応しっぱなしになったりと手間のかかることこの上なしです。
実際に繰り返し踏んでみて、自分にとってベストな反応を導き出すしかないと思います。
自分の考えとしては、どうもパネルに近い部分を盛り上げると過反応が多くなるように感じます。
なので、中央銀パネに近いセンサー二つに関しては、パネルから遠い部分だけゴムシートを重ねて段差を出しています。
今後も満足のいく反応になるまで、根気よく検証していきます。
デフォルトとアクリル板を戻し、その上に発注したポリカーボネイト板を乗せ、ねじ止めします。
ねじ止めの際、ややななめにねじが止まるような感じにはなってしまいますが、プレイに支障は無いのでよしとします。
以前にも触れましたが、パネルはポリカーボネイト板とデフォルトのアクリル板を重ねて使っています。
アクリル無しの状態でも試しましたが、重ねた方がパネルの反発力があるので筐体に踏み心地が近くてやり易いんですよね。
この状態だと中央銀パネが矢印パネルより低くなるのでゴムシートを入れて底上げします。
この記事で一番最初に触れた3mm厚ゴムシートと同じものです。
ほんの少しだけ防振効果が期待できるかも?
とりあえず、これで完成です!
後は実際に踏んでみて自分好みの反応に調整していきます。