パネル改造 ③配線確保編
今回はセンサーを取り付ける際の配線スペースの確保作業について解説していきます。
センサーを仮置きします。写真手前側がコントローラー中央側です。本改造では写真のような配置で改造を施しました。
このような配置になるのは、パネルの外側を踏むことはプレイ中まずないので、パネル全域が反応するよりもパネル内側2/3程度が反応すればそれで充分だと判断したためです。 環境的に基本はSPしかプレイできないためそのように判断したのですが、DPを想定したとしても1P側であれば→パネルの、2Pであれば←パネルの外側にセンサーを2個ほど追加すればいいだけではないかなと思っています。 それでも気になる人は他のパネルにも二つ外側に取り付ければいいかと。
パネル下の部分は黒いスポンジゴムで覆われています。このゴムの上にセンサーを設置すると、使っていくうちに徐々に沈んでいきそうなので、センサーが置かれる部分と配線が通る部分をカッターで切れ目をつけ、むしっていきます。
こうなりました。
さて、ここからが本番ですよ。 これからパネルの内部で配線されたワイヤーが通る部分の溝を彫っていくわけなんですが、 センサーから伸びている部分、この部分に関しては溝を作る必要はありません。 そこ以外の部分を、大まかに掘っていきます。
マークされた青い部分です。センサーから伸びている部分に近い細かい部分は後で調整です。 左下だけゴムスポンジをはがしきっていませんが、実はここだけセンサーからの足が位置の関係上伸ばしきれません。一番調整が難しい箇所なのでとりあえず後回しです。
ここで、電動ドリルと彫刻刀の出番です。
電動ドリルで浅く凹みを作り、そこから彫刻刀で溝を作りました。溝を彫ったら紙ヤスリでなめらかにします。
木屑が大量にでますので、養生テープでペタペタして捨てたり、掃除機でガンガン吸い込んだりしてどうにかします。
どれぐらい深い溝を彫ればいいのかという話ですが、準備編で紹介したコネクタ付ワイヤーのワイヤー部分が張り巡らされても出っ張らない程度の深さが必要です。 深さが足りなければまた彫ればいいのですけどね。
とりあえずここまで。 次はいよいよセンサーを取り付けますよ。